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5.平成28年度の標準化事業


平成28年度は、以下の事業を実施しています。

A.継続事業
(1)薄板基板に対応したファインセラミックス薄膜の耐摩耗性評価方法に関する国際標準化 (MRI)
(平成26年度~平成28年度予定)
 薄板基板上のファインセラミックス薄膜の耐摩耗性評価方法の国際標準化に取り組む。まず、薄板の保持方法について検討し、次いで、薄板基板上のファインセラミックス薄膜の耐摩耗性評価方法の実施案を作成、検証試験を行う。併せて、環境試験用チャンバーを作製する。

(2)バイオセラミックスの生体模倣環境中での評価方法に関する国際標準化 (MRI)
(平成26年度~平成28年度予定)
 バイオセラミックスについて、生体模倣環境下で曲げ強さ、ねじり強さ、セラミックスコーティングのはく離強度(密着強度)の試験法について調査すると共に、試験プロトコルを定め、プレラウンドロビンテストを行う。その結果を基に特性評価方法を立案する。

(3)模擬骨の3次元構造体に要求される特性に関する国際標準化 (東北大学)
(平成26年度~平成28年度予定)
 試験用模擬骨の3次元構造体に関する要求事項を国際標準化する。骨の様々な3次元データを収集し、必要とされる構造の洗い出しを行い3次元形状表現手法を検討する。併せて、3次元構造体の力学試験手法について検討を行う。
 (一社)日本ファインセラミックス協会が、委員会運営、標準化関連調査を担当し、東北大学が、3次元形状表現手法、3次元構造体の力学試験手法に関する検討を行う。


(4)固体酸化物形燃料電池セル用セラミックス材料の界面強度に関する国際標準化(MRI)
(平成27年度~平成29年度予定)
 固体酸化物形燃料電池(SOFC)のセラミックス多孔体を含む積層体の界面強度に関する評価法について検討し、ISO素案の作成を目指す。また、セラミックス多孔体の破壊挙動や強度分布等についての標準評価法の策定を行う。

B.新規事業
(1)実環境を考慮した光触媒抗菌性能試験方法に関する国際標準化 (NRI)
(平成28年度~平成30年度予定) 
実環境条件での抗菌性能に影響を与える重要な因子を考慮した光触媒抗菌性能試験方法の標準化に取り組む。実環境を考慮した光触媒抗菌性能試験方法の設計・検討を行い、次年度実施予定の病院等を対象とした、実際の環境下での抗菌性能サイト試験場所の選定を行う。また、アジア各国でニーズの高い抗菌性能評価手法を普及させるため国際ラウンドロビンテストを行う。併せてアジア光触媒標準化会議(CASP2016)をアジア諸国と共催する。さらに、ISO/TC206のアジア地域でのPメンバー増強のためOメンバー国への働きかけを行う。


(2)自立型電源用セラミックス圧電素子の特性評価に関する国際標準化(JSA)
(平成28年度~平成30年度予定)
小型電子機器向け自立型電源用セラミックス圧電素子の特性評価法を検討し、JIS原案の作成を目指す。


(3)白色LED用セラミックス蛍光体の量子効率測定法に関する国際標準化(NRI)
(平成28年度~平成30年度予定)
省エネのキーデバイスである白色LED用セラミックス蛍光体に関して、量子効率絶対測定法を確立し、ISO/TC206への国際標準提案を目指す。


C.その他の事業
(1)長繊維強化セラミックス基複合材の試験法の標準化 (JAXA)
(平成28年度)
 長繊維強化セラミックス基複合材の曲げ強さ試験法について改正の検討を継続する。また、今後、戦略的に標準化に取組む項目について検討する。

D.JIS改正原案作成(日本規格協会公募)
 平成29年3月までに、以下の2件について改正原案を作成し、申請する。
   ①R1689 「長繊維強化セラミックス複合材料の室温における圧縮強度試験方法」
      ②R1690  「ファインセラミックス薄膜と金属薄膜との界面熱抵抗の測定方法」
 また、5年見直しのJIS規格について調査し、改正の必要があれば、日本規格協会に提案する。



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