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JFCAの近況(20171101)

 11月、霜降る霜月に入りました、まさに「秋深き隣は何をする人ぞ」で隣人に想いを馳せる人間のぬくもり。ただ、昨今は忙しすぎてなかなかその気分になれないのが不幸です。
 先月、7年振りにベルリン国立歌劇場が改修工事を終え再開、ニューヨークタイムズは、「工事の目的のひとつは音響の改善で、天井を5m高くし音の均等配分で天井にセラミックを張り、反響時間が1.1秒から1.6秒まで増大。音響学者は、音響品質はより暖かで心地よい広がりをもつ」と報じた。日経新聞は「天井を高くするなどして音響も大幅に改善」とバッサリ、日本のものづくりの素材(セラミックスの音響特性)にも拘ってもらいたい。音楽を聴かされる人々をも考慮するドイツ流の「おもてなし」。
 さて、先月も行事の多い月でしたが、26日から2日間長崎で開催された第30回FC 関連団体連絡協議会(事務局JFCA)、長く日本窓口であった長崎での記念に残る会議でした。また、合宿セミナーの「FC-未来塾」は、会場提供のノリタケ・永田センター長からの御挨拶で受講生の魂に火がともり、交流会で盛り上がり、ディスカッションで花盛り・・・と担当部長の弁、セラミックスの未来は明るい、ありがとうございました。
 今月も行事が多いですが、11/9日(木)のイノベーションセミナーでは、バイオセラミックスを取り上げます。新しい拡大市場と期待される医療用セラミックス、全体を理解するには大変便利なセミナーで御期待下さい。米国では、11/6日から9日まで世界の関係者が一堂に集まる初めてのセラミックス複合材(CMC)国際会議。医療と並び新市場拡大が期待される分野で、後日、会員の皆様には出張報告します。   
11/16日の第3木曜日はボジョレーヌーボの日ですが、JFCA表彰選考委員会の日でもあります。毎年、この日に合わせて委員会を開催し、閉会後は皆様で祝杯を挙げるのが恒例行事となっています。

(今後の主な行事日程)
11/2日 第3回イブニングセミナー
11/7日 産業動向調査委員会(12月に報告書公開)
11/9日 イノベーションセミナー
1/10日 編集委員会
11/16日 JFCA表彰選考委員会
11/20日 第3回工場見学会 トヨタ自動車堤工場
11/23-24日 フレキスブルセラミックスコーティング研究会(電気学会共催)
11/24日 アジア光触媒標準化会議(ベトナム)
12/1日 TOTO中津工場見学会(ADCAL行事)
12/21日 JST産学協創の場分科会(セラミックスの高機能化と製造プロセス革新)
1/22日 テクノフェスタ(オーラル+ポスター+交流会)
2/16日 国際コーティングシンポジウム(日米独豪、ADCAL)





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