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JFCAの近況(6月)

6月にはいりました。来週、東京は梅雨入り宣言のようですが、この時期の風物詩はアジサイとカタツムリ。隣の庭でアジサイを見ますが、子供の頃見たのんびり愛嬌のカタツムリの姿は最近見なくなりました。週末は、エスカルゴでなく、カタツムリ(でんでんむし)やアマガエルを探しに行くのは面白いかも知れません。
 さて、一昨日、5月30日のJFCA総会は昨年度業務・決算報告の承認、今年度業務計画・予算の報告と黒字決算で閉幕。総会後の講演会、経団連・吉村本部長によるSociety5.0、やっとその意味が分かったという講演に感謝です。資料は会員専用HPにアップ。
 5月9-11日の高機能素材weekは、昨年に比べて参加者が倍増の24,849人、例年以上にJFCAブースは盛況で、日本が強い素材産業・セラミックスソリューションを力強く感じました。併設のJSTセミナー、CMCセミナーも好評、ありがとうございました。
 5月18日は、CMCコンソーシアムの発足会・記念講演会・交流会が開催され、経産省、内閣府、文科省、防衛省、NEDO、JST、産総研、NIMS、JAXA様からも参加を得て、力強い船出が出来ました。秋には、CMCロードマップについて米国との意見交換を予定しゲームチャンジの期待が大きい。

(主な国際標準開発に係る調査研究)
 今月から、本格的に政府の受託事業、国際標準開発委員会がスタートし事務局はかなり忙しくなります。中国の諺では、「作る人」、「売る人」、「ルールを作る人」の順に重要度が上昇。ルールは作る側と守る側があり、作る側にならないと面白くない。ルールは作る側になってこそ初めてビジネスの醍醐味が味わえ、企業の国際標準開発委員に日々感謝です。
〇固体酸化物形燃料電池セル用セラミックス材料の特性試験方法に関する国際標準化
〇自立型電源用セラミックス圧電素子の特性評価に関する国際標準化
〇次世代パワエレ基板の熱特性評価方法に関する国際標準化
〇GaN結晶の転位検出方法に関する国際標準化
〇バイオセラミックスの生物学的多能性評価に関する国際標準化
〇白色LED用セラミックス蛍光体の量子効率測定法に関する国際標準化

(イノベーションセミナー)
 好例のイノベーションセミナー(東工大・田町キャンパス)、7月6日(金)のテーマは会員企業から強い要望が上がった昨今よく耳にする「IoT(Internet of Things)」で、日立製作所様と本田技術研究所様から講師を迎えて開催。来週にセミナー案内を配布します。また、セミナー後の講師を交えた交流会も楽しみです。(担当部長:長田)

(政府のホームページ)
 ビジネススピードが上がる中、強い/弱い、速い/遅いという社会の潮流を知ることは大事。強い/速いは即対応、弱い/遅いは適宜ですが、弱い/速い、強い/遅いは経験値で対応が変わります。このシグナルを読むの参考として、政府のホームページは有益。HPから審議会や研究会で良く解説された資料がダウンロードできます。
〇経済産業省
http://www.meti.go.jp/(審議会・研究会)
(例1:世界の構造変化と日本の対応、5/29日産業構造審議会の資料)
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/pdf/022_02_01.pdf
(例2:2018年版ものづくり白書、5/29日公表)
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180529001/20180529001.html
〇米国科学技術政策局(OSTP、Office of Science and Technology Policy)
https://www.whitehouse.gov/ostp/





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