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JFCAの近況(2月)2021


 如月の2月に入りました。コロナの影響は海外パートナーも同じで、USACA(米国先進セラミックス協会)は、1月25日からの年次大会を中止。欧州セラミックスセンターは、19日に「Ceramics 3d printing」、28日に「Simulation」、29日に「Polymer Derived Ceramics」をwebセミナーで開催です。米国セラミックス学会誌は、100周年を迎え、今ではナノマテリアル、積層造形(AM)、モデリング、シミュレーション、バイオマテリアル、国際が中心となっています。また、昨年9月、米国は国際宇宙ステーションでセラミックスの製造実験を実施しました。これは地上に比べ沈殿や結晶勾配など重力によって引き起こされる欠陥が減少し、より高い強度とより低い残留応力で優れた特性のセラミックスが期待できるからです。航空宇宙防衛の強い米国のチャレンジングな研究です。

 さて、今月はGaN、パワエレ、SOFC、有限要素法等の最終の国際標準調査研究委員会、2月9日はADCAL勉強会(ナノ粒子による溶射、大阪大学)、18日は第3回シミュレーションスクール(産総研)、22日は編集委員会、25日はJFCA/CMCC合同セミナー(CMC/SiC繊維)が開催されます。詳細はHPを閲覧下さい。

 

(シミュレーションスクール)

やや難しいという声を頂いていますが、全てを理解する姿勢とともに、時々、聞き流す勇気も大事です。3月からは順に日本製鉄(第4回)、ブリヂストン(第5回)、筑波大学(第6回)から講師を迎え、他業界の動向を講演して頂きます。本スクールは1回/月のペースで1年間、11月まで開催されますので皆様のご参加をお待ちしております(担当部長:福島)。

 

(米国調査団の派遣)

 米国は1月から新年度に入り、Penn Stateから昨年延期となった調査団の確認があり、8月30日NASAグレン研究センター、31日~9月1日、Ceramics EXPO、9月2日、Penn State 大学訪問で受け入れ確認が取れました。海外視察は、新しいアイデアや発想のきっかけとなります。後日、募集を開始します(担当部長:須崎)。

 なお、欧州は、11月17~20日 Ceramitec 2021(ミュンヘン)展示会の前後に企画します。

 

政府のコロナ緊急事態制限下ですが、しばらく感染は収まりそうにありません。皆様、くれぐれも御注意下さいませ。

以上








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