今日から7月、早いもので今年の半分が終わりました。先週、ミュンヘンで開催された欧州最大のCERAMITEC2022展示会に会員企業と参加しました。展示会は、34ケ国356社が出展し、84ケ国10,000人が参加。先月米国セラミックス学会誌に紹介のJFCA/FC Roadmap 2050は、70ケ国11,000人の専門家へ配布。Amazon、Appleに代表されるGAFAは世界的なプラットフォームを舞台にネットビジネスの展開等、国境を越えた知識のやり取りが進み社会のシームレス化が進んできました。
今回の出張で、時代が大きく変化する時に、日本は今後どのように変化・対応していくのであろうかと思いました。日本人ほど計画性をもって厳格に業務をこなす国民性（業務遂行能力）は稀で、これは新たな時代にも日本の強みであり続けるでしょう。しかしながら、従来型の産業の成長は益々難しくなってきており、今までにない独創性やアイデアで新たな価値を生み出すことが日本の更なる発展のためには不可欠であると強く感じました。出張報告書は、来週、ＨＰ（会員専用コンテンツ）へアップ予定です。
先月は協会も総会シーズンで、JFCA理事会・総会・懇親会、CMCコンソーシアム総会（20社）、先進コーティング研究会（ADCAL）総会（30社）が開催されました。また、下旬には今年度最初の国際標準開発委員会、第1回SOFC国際標準化本委員会を開催されました。
今月は、5日の第1回TC206（ファインセラミックス）国内委員会、8日のGaNウエハの測定方法国際標準化委員会、11日の熱エネルギーマネジメントの国際標準化調査委員会、14日のイノベーションセミナー（経済安全保障、プロセスインフォマティックス等）、25日の企画会議と続きます。イノベーションセミナーは、最近の話題である経済安全保障の講演で、皆様の参加をお待ちしています。
（2022年度日本ファインセラミックス協会賞の募集）
ファインセラミックスの普及促進と産業振興を目的に、毎年、JFCAは産業振興賞、技術振興賞、功労賞等の表彰を行っています。今日から今年度の公募が始まり、９月３０日（木）が締切りで皆様からの多数の御推薦をお待ちしています。
（米国見学会の開催）
恒例の海外見学会（米国版）は、2022 年8 月 29 日
～31 日開催のCERAMICS EXPO（クリーブランド、OH）に併せて、NASA、PenSates Univ.への訪問を計画しています。数多くの会員の参加をお待ちしています。
（今後のスケジュール）
ＨＰ（年間スケジュール）をご覧ください。今後1年間の日程が把握できます。
以上
