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JFCAの近況(1月)2023

新年明けましておめでとうございます。新しい年、2023年を迎えました。今年3月、JFCA近くに大阪・あべのハルカスを超える日本一の超高層ビル330m(64階)が誕生します。都心では2030年を見据え10件以上の大型再開発が急ピッチで進んでいます。世界に目を向けると日本の超高層ビルは決して高くはなく「あべのハルカス」で120位。中国には400mを超える超高層ビルがいくつも建っており、ドバイの世界一高層ビルは828m、サウジアラビアで建設中のジッダ・タワーは高さ1,000m以上と。世界が市場のファインセラミックス、今年もアンテナを高くして国内外の情報提供を行っていきます。

最近、世界での日本の国力に対し、経済力・政治力・防衛力の停滞と慢心からやや陰りが指摘されています。今一度、足元を見つめ、一国平和主義の平和ぼけから脱し、どこの国にも偏りなく世界を舞台とする次世代を作るため、基礎を組み直すべき時期に来ています。同時に日本そのものを充実させる意気込みを持つことが肝要です。


先月の幕張メッセのセラミックスジャパン展は、4万4000人の参加を得ました。海外参加者1万人とまだ回復しませんが、例年の展示会が戻ってきた実感があります。今月は、12日:エネルギーマネジメント、16日:薄膜測定、23日:GaN測定の各国際標準化委員会、18日標準化セミナー・懇親会、20日テクノフェスタ・新春懇親会と続きます。

(18日:国際標準化セミナー)

既に現地参加・ウェブ参加合わせて100名以上の申し込みを受け、懇親会も楽しみです。講師は、METI・猿橋様、一橋大学・江藤教授及び東芝マテリアル・阿部様です。

(20日:テクノフェスタと新春懇親会)

500件の新聞記事から厳選した10社からの講演、東工大・ゼロカーボン研究所の加藤先生の特別講演と続きます。テクノフェスタ終了後の新春懇親会は、実に2年振りの開催。数多くの会員企業からの参加をお待ちしています。テクノフェスタ・新春懇親会は交流機会の場で、会員企業であれば無料、非会員で民間企業の方は5,000円でご参加いただけます。


(カーボンニュートラルの分科会委員募集中)

カーボンニュートラルに向けた温室効果ガス(GHG)削減とCN貢献分科会の委員を今月末締め切りで募集中ですが、環境関係者にも周知方、宜しくお願いします。~担当部長:大杉~

(海外調査)

・米国Ceramic EXPO 2023展示会は5月1~3日開催、会場がクリーブランド(オハイオ州)からノビ(ミシガン州)へ変更となるためNASA、Penn Statesの視察は中止します。連休と重なりますが、事務局と同行希望者は御連絡下さい。

・欧州セラミックスセンターのCeramic Network展示会は、5月23~25日、JFCAは出展予定で、JFCAと一緒に展示を希望される会員企業は事務局へお問い合わせ下さい。欧州市場への取引拡大の水先案内になれば幸いです。~担当部長:小柳~

(セラミックス積層造形研究会の発足)

 ISO/TC261(積層造形)とTC206(ファインセラミックス)で積層造形タスクフォースの発足もあり、懸案の研究会を発足します。間もなく会員企業へ委員募集の御案内を予定しています。~担当部長:黒木~

(今後のスケジュール)

HP(年間スケジュール)から、今後3ケ月の行事をご覧下さい。


会員の皆様、本年も宜しくお願い致します。

以上






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