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JFCAの近況(7月)2023

7月6~8日は、夏の風物詩・東京入谷の朝顔まつり(朝顔市)が4年ぶりに開催され、それに続き全国各地でも朝顔まつりや朝顔市が開催されます。たまには、お出掛けして朝顔の花言葉(愛情と結束)を味わっては如何でしょうか。

先月、6月20日に経済産業省が「日本型標準加速化モデル(81頁)」を発表しました。これは市場創出に資する経営戦略上の標準化活動に積極的に取り組むことが、これまでの基盤的活動の維持に加えて重要である。そして世界で展開されている標準化活動は単なる規格作りを超えたものになりつつあり、日本においても人材育成や経営戦略の観点から、標準化活動を加速するべき時期に入っているとしました。「ISOとハサミは使いよう」と言いますが、怪我をしないよう正しく使う必要があります。

先月は、大同特殊鋼で開催のGHG削減分科会、産総研で開催の3D積層造形研究会、東京工科大学で開催のCMCコンソーシアム総会、GaNウエハの測定方法国際標準化委員会、産業動向調査委員会など、外部及び対面で実施されるイベントが増えました。JFCA各委員会もいよいよアフターコロナです。27日の産総研で見学した、100m以上の原料合成・成型・積層・焼成・試作・加工まで一連のプロセスインフォマテックスプラットフォームラインは圧巻で、産総研と会員企業との技術相談や共同研究を期待します。

今月は、3日のISO/TC150国内委員会、7日の電気特性国際標準、20日のナノ粉体国際標準、11日から日中韓標準化事務局会議準備会合(中国)、26日の標準化委員会と標準開発委員会が続きます。また、11日の第3回GHG削減分科会(京都・島津製作所)、20日の第1回FCセミナー(焼かないセラミックス:産総研・山口様)及びCMCコンソーシアム見学会、27日の高出力レーザ推進委員会(岡崎・分子研)等を開催します。

年間スケジュールは、HPを御閲覧下さい。今後1年間の日程が把握できます。


(2023年度JFCA協会賞及び森村豊明会奨励賞の募集)

6月20日(火)からJFCA産業振興賞、技術振興賞、功労賞等の表彰及び森村豊明会奨励賞の公募が始まりました。両者とも9月22日(金)が締切りで皆様からの多数の御推薦をお待ちしています。

(10月幕張メッセ開催のCeramics Japan)   

5月のインテックス大阪、10月の幕張メッセでの展示会が開催されます。コロナ空けて、欧州セラミックスセンター及びCeramic Applicationの欧州グループも出展しますので、数多くの会員の出展・参加をお待ちしています。10月4日(水)初日にセラミックス出展者・参加者の夕べ(懇親会・無料)を開催しますので併せて御参加下さい。

(デジタルラボ研究会(仮称)の発足準備)

4月27日開催の「東大・一杉研究室ラボ見学と研究会」は55名の現地参加と大変盛況で、AI機械学習とロボットが実験の自動化・自律化を見学し実験室の大きなDX変革を学習しました。既に、2020年4月の統合イノベーション戦略推進会議決定(マテリアル革新力強化戦略)でスマートラボラトリ化が提言されています。

現在、デジタルラボ研究会(仮称)を日本分析機器工業会と一緒に9月下旬発足を目途に準備中で、今月中にも会員企業には御案内の予定です。


例年、沖縄の梅雨が明けると、本州付近で本格的な雨のシーズンとなり、各地でムシムシと寝苦しい夜が続きますので、皆様、体調にはお気を付け下さい。

以上






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