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JFCAの近況(2月)2024

先月、ルイビトンと双璧の世界トップブランドのエルメス社がJFCAを来訪、私にとっても大変勉強になる機会でした。ブランドを維持するために新しい世の中の流れに対応し、日々の実践と定期的な見直し、新しい手法を積極的に取り入れ、環境に配慮したアプローチでモノづくり。輸送方法や廃棄物にも配慮と、まさにエルメスは「美しいものは、美しい環境から生まれる」でした。今回、お世話になった会員企業とエルメスが繋がり共存繁栄していくことを期待しています。ちなみに、エルメスの売り上げは1兆円。市場は米国、次いでフランス、そして日本、すぐ後ろに中国となっています。

 さて、先月はテクノフェスタ/新春懇親会、標準化講演会/懇親会とJFCA事業の中で大きな二つの行事がありました。テクノフェスタでは、881件の新聞記事から厳選した10社からの講演と九大・佐々木副学長の特別講演を実施。大変迫力のある発表で、その後の新春懇親会が大きく盛り上がりました。標準化講演会では政府・大学・企業からそれぞれ講演を頂きました。その後の懇親会で多くの方から好評で事務局としても嬉しくなりました。また、懇親会は最近入会頂いた英国Lucideon日本支社代表Davidさんの一本締めで閉幕となりました。

 今月は、前半にパワエレ、SOFCCMC標準化調査委員会、7日にドイツから講師を招いたCMCコンソーシアムセミナー(Fraunhofer様)、34日に3D積層造形セミナー(Bosch様)、27日にFC Reportの編集委員会と続き、各委員会は今年度の受託事業の報告書とりまとめに入ります。

 

(米国DaytonaBeach会議)

129日より米国Daytona Beachで米国セラミックス学会ICACC 2024が開催中で、日本から100名の方が参加。今月前半にはICACC2024会議概要を報告します。昨年版は、HP(会員専用ページ)を御参照下さい

(デジタルラボ研究会)

 昨年9月に発足したデジタルラボ研究会は、約40社の企業参加を得て順調に立ち上がっています。これまでに2回の見学会、3回のセミナーを開催しました。一方海外勢のスピードはかなりのもので、まさに世界中がDX花盛りです。セラミックスでは、日本に一利あると信じながら進めていますが、課題も見え始め研究会活動はまだまだ序章です。

(欧州調査団、米国調査団)

 お陰様で各調査団参加者も揃い、欧州は48日からFraunhofer IKTS(ドレスデン セラミックスシステム研究所)、CERAMITEC 2024(ミュンヘン)、米国は427日からUSACACeramics EXPO 2024(ノバイ)を訪問します。展示会の期間中、出展企業への訪問時には宜しくお願い致します。

(今後のスケジュール)

HP年間スケジュール)から、今後3ケ月間の行事をご覧下さい。 


最近、周囲でコロナ感染を聞きますので、皆様、お気を付け下さい。私は電車の中だけはマスク着用としました。

以上








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