4月29日は昭和の日で祝日、今年は昭和元年から起算すると昭和100年に当たります。昭和20年代の焦土化した国土、そして戦後復興で40年代の高度経済成長、60年代のバブル経済など昭和は激動の時代でした。現在、国民の約3割が平成以降の生まれとなり、昭和は遠くなりにけりの感を深めています。日本は奇跡的に目覚ましい復興を成し遂げましたが、GWに節目の年として激動と復興の昭和の時代を顧みるのは如何でしょうか。
今月は、12日の運営委員会、14日~16日の関西高機能セラミックス展(インテックス大阪)、26日の理事会・総会・懇親会と協会行事が続きます。お陰様で昨年度も決算は正味財産増で終わり、当日は新会長の互選が行われ、27日から新会長のもと新しい体制で2025年度事業がスタートします。また、4~9日 はPACRIM 16(バンクーバ)、9日は第6回デジタルラボ見学・講演会(島津製作所)、21日はFC Report編集委員会と忙しい5月となります。
(Ceramic Japan展、高機能素材week展)
例年通りインテックス大阪での開催、プラスチック・金属・セラミックスなどの最先端の素材技術が一堂に出展する世界最大規模の展示会です。また、素材産業に関わる材料の製造加工機械、検査測定分析機器などあらゆる技術が出展します。また、いのち輝く未来社会のデザインをテーマにEXPO2025の大阪・関西万博も同時に開催されていますので、今年は是非大阪へお出かけ下さい。
(PACRIM 16、バンクーバ)
5月4日から9日までカナダのバンクーバで第16回環太平洋セラミック・ガラス技術会議が、日・米・中・韓・豪のセラミックス学会の主催で開催されます。会議では、環境バリアコーティング、複合材料、固体電池、グリーン水素技術、ジオポリマー:セラミックス、マイクロ波誘電体セラミックス、多孔質セラミックス、バイオセラミックス、クリーンセラミックス、3D積層造形等から教育まで幅広い議論が行われます。時々、国際会議を通じてBird's-eyeで高所から鳥観図的にセラミックスをとらえるのも大事です。受託事業の一環としてJFCAからも参加します。
(5月26日の総会・懇親会)
5月26日に第39回通常総会を開催します。また、通常総会に引き続き、協会賞表彰式、特別講演会、懇親会を予定しております。特別講演会は、「新時代の錬金術」の演題で、トヨタ自動車(株)先端材料技術部チーフプロフェッショナルの射場英紀様(工学博士)の講演が予定されています。総会後には、会長・副会長、表彰者、特別講演者を交えた恒例の懇親会も開催されますのでご出席下さいますよう併せてご案内申し上げます。
以上