一般社団法人日本ファインセラミックス協会
専務理事 岡野 克弥
先月は、高機能セラミックス展が、セラミックス発祥の地の名古屋において初めて開催されました。多くの方々に出展いただきましたこと、また、会場に来訪いただきましたことに御礼申し上げます。私は、常々、こういった展示会では、潜在的ユーザー様、異業種の人たちが見に来てくれることが重要だと感じていたところ、今般の展示会では、モビリティの部門との連携を意識してブースも設営されていて、さすが自動車産業のメッカの地だと認識いたしました。
それから、少し前のことになりますが、JAXA相模原に、はやぶさ(2)の開発にまつわる話を教えてもらいに見学した機会がありました。大気圏再突入の際に必要となる耐熱材料のことを勉強したのが主目的でありましたが、その場では取り上げられなかったですが、実は、小惑星イトカワの主要な地形や岩塊、クレーターなどには関連のゆかりのある名前がたくさんあります。サガミハラ、ウチノウラ、フチノベ、カモイ、カミスナガワ、コマバ、。。。 (もちろん、語源は、相模原、淵野辺、鴨居、、、)横浜線沿線の方々には馴染みがある地名が惑星の地名になるなど、ロマンを感じる一場面です。
今月は、以下のとおり多くの事業が開催されます。詳しくは協会webページの年間スケジュールをご覧いただき、奮ってご参加ください。
3日 JFCA見学会 JERA碧南火力発電所
12日 国際セラミックスデー
12日 JFCA理事会
13日 イノベーションセミナー(国際セラミックスデー記念事業)
16日 第5回FCセミナー
(フュージョンエネルギー開発の現状とサプライチェーン構築/京都フュージョニアリング(株)中原様)
21~28日 欧州調査団派遣(CERAMITEC2026、JETRO等)
24日 第4回セラミックス3D積層造形研究会(キャノン、金属技研)
31日 先進コーティング研究会講演会
(国際セラミックスデー:3月12日)
昨年、国際セラミックスデーが採択されました。これは、国際セラミック連盟(ICF)でも、セラミックスの世間での認知度を向上させようという意識があることによります。提案は日本から行いました。
現在、世界の各国においてこの3月12日を祝い、セラミックスを世の中でプレイアップしようとしています。我が国において実施する「イノベーションセミナー」(3/13)はこの一環です。
また、この趣旨の目的に沿って、「稲盛京セラ国際賞」を創設することも提案しています。国際セラミック連盟が隔年で開催する国際会議において、世界の中でセラミックス分野の学術・産業の発展に貢献した人を表彰します。最初の表彰は、ICC’11(11th International Congress on Ceramics:本年9月札幌)で執り行われる予定です。
(CERAMITEC 2026欧州調査団)
3月24日~26日ミュンヘンで開催されるCERAMITEC 2026(隔年開催)に合わせ、恒例の欧州調査団を催行します。皆様からの参加申し込みをお待ちしております。まだ定員まで若干残っておりますので、ホームページ「JFCAイベントのご案内」にて詳細をご確認ください。
以上
