一般社団法人日本ファインセラミックス協会
専務理事 岡野 克弥
1990年代の終わりから活動を続けた嵐が、5月末をもって活動を終了しました。振り返れば26年半の長きにわたる活動、それと個々のメンバーの成長はリアルで実感しますね。ライブ配信を見て、我が国のファインセラミックス産業の成長の軌跡と重ね合わせておりました。当産業は、まだまだこの先も伸び続けます。
(全く話は変わりますが)もう1つ時事を見ていて感じますのは、中東の情勢。中東のイスラム諸国では、さまざまな事が起こっていますが、同じ中東、同じイスラム国でも、イランとアラブ諸国では一枚岩ではありません。イランの人はペルシャ人が多数、言葉もペルシャ語、それに対してアラブ諸国ではアラブ人、アラビア語と全然違う文化です。こういった複雑な状況も事態を難解にしていると考えます。
それから、5月27日に開催された第40回通常総会にご参加いただきました皆様には、ありがとうございました。例年にもましての多数の方々のご参加、また懇親やネットワーキングの場となりましたこと、重ねて御礼申し上げます。
今月は、以下のとおり多くの事業が開催されます。詳しくは協会webページの年間スケジュールをご覧いただき、奮ってご参加ください。
5日 第12回デジタルラボラトリー研究会
17日 ファインセラミックスの破壊靭性試験方法に関する改訂原案作成委員会(分科会)
18日 CMCコンソーシアム総会・記念講演会
19日 SiCバルクウエハ品質試験法に関する国際標準化委員会
22日 安全保障コンソーシアム総会・記念講演会
25日 ファインセラミックスの破壊靭性試験方法に関する国際標準化委員会
来月以降
7月14-16日 北東アジア標準協力フォーラム(@広島)
7月29-30日 経済産業省こどもデー出展
9月6-11日 ICC’11(International Congress on Ceramics)
(5月27日の総会・懇親会)
5月27日に第40回通常総会を開催しました。通常総会に続いて行われた特別講演会では、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局、服部 正参事官より、「マテリアル革新力強化戦略推進方策始動 ~セラミックス×AI for Materialsで勝ち続ける」の表題で講演をいただきました。
キーワードの1つは、AI駆動マテリアル開発システムで、これを駆動するためには、協調領域において皆様から多くのデータをいただくことが重要であることが説明されました。ここに多くの方々からの質問も寄せられたところです。また、AI時代の探索には失敗データという概念はなくなる(、=失敗は成功のもと!?)との説明にも頷けました。
(稲盛京セラ賞の創設)
ICF(国際セラミックス連盟)において、世界のセラミックス産業の活性化、セラミックス技術の振興を目的として、世界の産業界、学界における功績の大きかった人を対象として、稲盛京セラ賞を提供することが決定されました。
隔年で開催されるICC(International Congress on Ceramics)において表彰をすることが決まり、最初の表彰は、本年9月に札幌で開催されるICC’11において行われます。
以上
