一般社団法人日本ファインセラミックス協会
専務理事 岡野 克弥
今回の日本にとってのワールドカップは、終わりました。
我々世代の見ていた、ドーハの悲劇、さらには、80年代に木村、水沼がいた日産が強かった時代、もっと遡るとベッケンバウアーの頃など、こんな別世界があるんだ、日本が出ることすら想像できなかった時代を思い起こすと、よくやった方でした(出場者から言わせれば、全然でしょうけれど)。
ただ、逆に見ると、かれこれ40年、50年以上経過しているのに、上位の常連の顔ぶれは、ヨーロッパ強豪、ブラジル、アルゼンチンとほぼ変わっていない、いつまでたっても追い越せな(かった、少なくとも今回は。)いのは、残念であるとともに不思議でもあります。我が国のファインセラミックス産業も、逆の立場から見るとそのような映り方をしているのでしょうか。日本は、追い付こうと目標にされているけれど、その背中がいつまで経っても追いつかない存在で在りたい、との思いを強くしています。
先月は、当年度の国際標準化委託事業の各委員会が始まり、破壊靭性、薄膜、等々年度の活動も本格始動しています。来月以降も続きます。
また、22日の安全保障コンソーシアム総会においては、防衛研究所政策研究部から有江陸佐を招いて特別講演会を開催しました。講演では、極超音速飛翔の際の空力加熱の課題、これに対応するセラミックスの動向についてのお話を伺いました。
今月は、以下のとおり多くの事業が開催されます。詳しくは協会webページの年間スケジュールをご覧いただき、奮ってご参加ください。
3日 産業動向調査委員会
10日 CMCコンソーシアム見学・講演会(神戸市)
7月14-16日 北東アジア標準協力フォーラム(広島市)
7月22日 第13回デジタルラボラトリー研究会(東京大)
7月23日 TC150/SC7幹事国業務委員会・TC150国内委員会
7月23日 先進コーティング研究会見学会(東北大学、ナノテラス他)
7月29-30日 霞が関こどもデー出展
(2026年度JFCA協会賞及び森村豊明会奨励賞の募集スタート)
6月25日(木)からJFCA産業振興賞、技術振興賞、功労賞等の表彰及び森村豊明会奨励賞の公募が始まりました。両者とも締め切りは9月18日(金)で多数の応募をお待ちしています。
(7月29-30日 霞が関こどもデー)
この両日、霞が関に所在する各省庁が、所管の業務説明や関連業務の展示を子供たちに向けて発信します。これにより、早い時期から社会の課題や、強い産業について知る機会とするものです。当業界からは、NGK様、京セラ様が出展に協力いただきますので、御関心ある方は、親子で遊びにいらしてください。もちろんほかの産業にも入れます。ほかの各省庁にも入れます。
(9月30日~10月2日 高機能セラミックス展 - CERAMIC JAPAN - @幕張)
今年は、去年よりも若干早めに、幕張メッセにて開催・出展します。セラミックスメーカーの技術部門をはじめ、その他エレクトロニクス、自動車、電池、医療など様々な分野でセラミックス技術・製品を求める専門家が来場します。
以上
