シナジーセラミックの特許普及データシート 204

 

名称
 
αサイアロン粒子
応用分野
適用分野
高耐熱・耐食性材料、粉体・中空球状粒子、耐熱性多孔体、耐摩耗材料 製品名称 触媒短体、高耐熱・耐食部材
部品名称 耐摩耗部材、フイルター
実施許諾の意思
 
有り
 
希望売込先
材料・材質
 
αサイアロン(M-Si-Al-O-N系化合物

発明の概要・技術内容

 SiO2-Al2O3-MX(Caなどのアルカリ土類或いは希土類化合物)系に炭素を加えた混合粉体を窒素雰囲気中で加熱することによって、αサイアロンを主成分とする中空球状の粒子を製造することができる。本特許はこの粒子自体をおさえたもの。なお、得られた中空球状粒子は10〜30nmの一次粒子からなる直径200〜500nmの大きさをもつ。解砕すればナノ粒子として調製することができるのでこれを原料にして緻密なサイアロンを作製でき、そのまま焼結すれば多孔体サイアロンを得ることができる。

定量的メリット・効果

 還元窒化法で10〜30nmの一次粒子からなる直径200〜500nmの大きさをもつ中空球状のαサイアロン粒子が得られる。この粒子は優れた耐熱・耐食・耐摩耗性をもつ
セールスポイント

 ナノサイズの一次粒子からなる中空球状のαサイアロン粒子。
その他の効果及び波及分野

 サイアロンは古くて新しい材料である。この物質の粒子形態をナノサイズで実現することが特徴。高耐熱・耐食性材料、粉体・中空球状粒子、耐熱性多孔体、耐摩耗材料として応用が期待される。
出願番号
公開番号
特願平11−198999    出願日 11−7−13
特開平        公開日
公告番号
登録番号
第3081847号   登録日 12−6−23
外国出願
出願人
 
1.ファインセラミックス技術研究組合
2.米屋 勝利
発明者
1. 米屋 勝利
2. 目黒 竹司
3. 多々見純一

4. 張   騁
5. イービン・チェン
6. 柘植 章彦

技術の問い合わせ先

氏名:米屋勝利     
所属:横浜国立大学大学院環境情報研究院
TEL:045-339-3957 FAX:045-339-3957 
E-mail:komeya@ynu.ac.jp

関連特許文献
 
K. Komeya, C. Cheng, M. Hotta, J. Tatami and T. Meguro, "Hollow Beads Composed of Nanosize Ca α-SiAlON Grains", J. Am. Ceram. Soc., 83(4), 995-97(2000).
備考
(専門用語の説明等)
 
 サイアロン:Si, Al, O, Nからなる化合物でα型とβ型の2種類がある。α型にはCa等の金属原子が含まれている。窒化ケイ素と類似しており、歴史的には古いが今なおその本質的な性質を生かした材料は少ない。