「JFCAの中長期計画」が策定される
JFCAの長期的な経営安定化と活性化を目的に、平成10年10月に運営委員会の下に、中長期計画作成ワーキンググループ委員会が設立され、約1年半にわたり協会の中長期計画について審議されてきました。このほど最終案がまとまり、運営委員会及び理事会にて承認され、平成12年5月16日の総会にて報告されたので、その概要を紹介します。
JFCAの中長期計画
「活き活きとした、魅力ある業界団体を目指して」
I.はじめに
1.
ファインセラミックス産業及びJFCAを取り巻く環境
 
2.
ファインセラミックス(FC)産業の特徴
 
3.
JFCAの経営上の課題
II.事業理念
1.
FCに関する最新情報の収集・提供や大型テーマ、標準化・規格化の調査研究を企画・ 立案・実施する。
2.
世界的に強い日本のFC産業を維持・強化するための施策や国際交流を行う。
3.
FC関連の中小企業やベンチャー企業を活性化させ、産業の裾野を拡大する。
4.
原料〜製品、機器メーカー、ユーザー、サービスに至る幅広い業種にわたる団体としての特徴を活かした活動に心がける。
III.中長期目標
中長期目標として当面5年間の基本的な行動目標を下記に示した。
1.
当面の事業活動は、次の通りである
1)
情報の収集・提供
2)
標準化・規格化に関する活動
3)
調査研究 今後成長が期待される分野の大型先導テーマ
  法規制、LCAなど一企業では取り組みが難しく、しかもFC事業に不可欠なテーマ
  FC産業の市場、技術動向など
4)
メーカー/ユーザー間、異業種間などの交流
5)
地域のネットワーク作り
6)
産官学の交流の場の提供
7)
国際協力活動
IV.事業計画
1.
基本方針
2.
個別の事業計画
1)
情報収集・提供事業

最新のFC関連製品データベースの作成および提供

国の施策に関する情報収集と提供および必要に応じて適切な処置をとる

成果普及を目的に、調査研究結果をデータベース化し、公開する

2)
知的基盤整備事業

FC材料、製品、特性等の試験方法の体系的整備とデータ蓄積・データベース化をJFCCと連携して進めるとともに、その成果 を産業界へ普及させる 。

3)
調査研究事業

大型研究開発テーマに直結する先導的調査研究

FC産業動向調査

FCの事業活動に必須の調査研究

海外の調査研究

4)
普及・啓発活動
5)
中小企業・ベンチャー企業に係わる支援事業
6)
国際協力事業

「Annual Report」およびHPの英語版のコンテンツを充実させ、海外との情報交換を活発化させる 。
7)
産官学連携に係わる事業
8)
協会活動の活性化に関する事業

会員活動の活性化

会員の増強対策

委員会、部会の活性化
V.長期ビジョン
JFCAは長期的には次の目標を掲げて活動する。
1)
頼れる業界団体として、会員やFC産業界からの生の声が届き、かつJFCAから発信する情報が迅速に隅々まで届く組織、運営を目指す。
2)
世界のFC関連最新情報を集め、直ちに発信する、すなわち、情報発信基地の役割を果 たす。長期的には、情報関連の自主事業により財政的な安定基盤を目指す。
3)
知的基盤整備事業では、JIS企画の立案およびそのISO化など標準化・規格化の長期戦略でイニシアテイブを取る。標準化・規格化事業は、JFCAの事業の柱の一つと位 置づける。
4)
国の技術戦略に沿った先導テーマや大型テーマ、法規制や環境関連のテーマに関する調査研究を企画・実施し、その成果 を研究開発に繋げる。
5)
中小企業を含む全国のFC関連企業のデータベースを構築し、公開する。
6)
海外の関連団体、機関との交流に努め、JFCAが会員と海外とのインターフェイスになれるよう努める。
7)
異業種交流、会員同士の交流が出来る場(機会、場所)を提供する。
8)
会員に役立つ公的認証機関の可能性を検討する。