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JFCAの近況(20160704)

子供たちが夏休みを迎える7月に入りました。今年は有田焼400年祭の年で、夏休みの旅行先候補に「九州ふっこう割」で佐賀県を加えて頂ければ幸いです。7月は祝日のない月で、「海の日」ができた時は皆喜んだものですが、なんと今年で21年目を迎えると知り大変驚きました。

〇先月、METI製造産業局の組織再編があり、セラミックス関係は非鉄金属課から新組織・素材産業課となり、新しく茂木正・素材産業課長、井上悟志・革新素材室長を迎えました。

○6/16日(木)、米国アラバマ州Hunasville市で、GE社によるCMC(セラミックス繊維)量産工場建設の起工式。GE社の投資額240億円($200million)、DOD空軍の助成26億円($22million)で、2018年前半に新工場が完成、製造ラインは2018年にスタート。現在までのLEAPエンジン受注は10,500基というから驚き。また、航空機用材料とともに、GE社は陸上用エンジンへの応用も期待。技術は、製造地にノウハウは貯まるもの、CMCが負け戦の始まりでないと信じたい。
(GEプレス記事)http://www.geaviation.com/press/other/other_20160616.html
(新聞記事:鍬入れの写真)http://www.madeinalabama.com/2016/06/ge-aviation/

〇今月7月22日(金)のイノベーションセミナーは、30周年記念行事として作成中のRoadmap2050の中間発表会を開催。ドイツから、FraunfoherのRoadmap2025委員長(Rödel:Darmstadt工科大副学長)も講師に迎え同時通訳で開催。是非、奮ってご参加下さい。→担当部長:山口

〇Roadmap2050の日米欧アンケート調査は無事に終了。全体の1/3の回答は海外企業が占め、事務局として一安心。今後とも世界にアンテナを高く張っていくことが肝要。





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