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JFCAの近況(20170201)


「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな」。近くの公園で梅の花が咲き始め早春を感じ始めましたが、まだまだ寒気厳しい折、会員企業の皆様方にあっては御自愛下さい。

・1/23日(月)、第31回テクノフェスタは盛会で、また、恒例のJFCA新春懇親会ではジャパン・ファースト、セラミックス・ファーストで盛り上がりました。テクノフェスタでは多くはないですが女性参加者もいましたが、懇親会は福島運営委員の一人だけ。来年からは、ウーメンズ・ファーストに配慮し、是非、会員企業の皆様は懇親会へも女性の誘導をお願い致します。
・1/31日(火)、JFCAの羅針盤である企画会議が開催され、科学技術振興機構(JST )からA-STEP(セラミックス)採択11テーマの報告、今年の主な行事報告、4月の高機能セラミックス展示会の報告等のほか、新市場に向けた研究会/勉強会の提案、産総研/JFCA国プロ提案の「超信頼性マテリアル開発プロジェクト」の議論。一昨年発足の革新材料製造プロセス研究会がJSTプロジェクトとして果実したように、自前主義も大事ですが皆様からの自由なテーマ提案をお待ちしています(担当部長:古賀)。

・今月は、2/10日(金)の見学会(関西リサイクルシステムズ)、2/22日(水)のイブニングセミナー(東大:柴田先生)、2/23日24日の合宿セミナー(NIMS)の勉強会が続きます。セラミックスファミリーにとって、各種の勉強会はビジネスでのヒントや新しいシグナルを得る有益な場です。
・欧米では、工業製品以外でもセラミックス新素材の活用で質や価値を向上させるスイスの時計メーカ、特殊セラミックスの高い保温効果をもつ米国ブランドの防寒ジャケットなどセラミックス運動の広がりは盛ん。一方、産学連携、オープンイノベーションと叫んで10年、男女雇用機会均等法が出来て30年、なかなか日本は変わりません。時間軸(時代)が変わり、空間軸(グローバル)が変われば自己軸も変わらないとイケマセン。 

(セラミックマトリックス複合材料の市場レポート)
・1月に発表された米国市場調査会社の「セラミックマトリックス複合材料の市場レポート(英文141頁)」を入手。全体の市場を理解するには便利なもので、JFCAで閲覧できますのでお問い合わせ下さい(担当部長:山口)。
内容は、2026年の市場規模予測(C/C、C/SiC、OXIDE/OXIDE、SiC/SiC)は、$7.51billion(8,250億円、年率9.65%)。米国は航空機と防衛分野、欧州は自動車分野がリード。欧米の企業分析は今一歩でしたが、複合材市場は米国が独占しているのが現状。





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