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JFCAの近況(8月)

今夏の日本は平年と比べ3度から6度ほど高い異常気温ですが、スウェーデンでは歴史的な猛暑と乾燥で史上最悪の山火事発生、米国アイオワ州では異常ともいえる数の竜巻が各地で発生、中国では荒れた天候による洪水で1000万人規模の人が影響と。同じプラネットに住んでいる証拠ですが、世界各地の異常気象・気象災害は人間の活動が影響を及ぼしているかも知れません。
https://earthreview.net/historic-wildfire-outbreak-hit-sweden-july-2018/

さて、先月は、IoT、自動走行をテーマに株式会社日立製作所様、株式会社本田技術研究所様を迎えたイノベーションセミナーや、神奈川県相模原市にある防衛装備庁陸上装備研究所の見学会が開催されました。また、名工大・本多先生によるイブニングセミナー(セラミックス材料の耐熱衝撃性と新たな評価手法の開発)、受託事業の標準開発委員会の開催、ADCAL勉強会(http://www.adcal.org/)、CMCC勉強会(http://www.cmcc.ne.jp/)と、JFCA会議室は、連日、大変賑やかでした。

(今後の日程)
 今月は委員会やセミナー等のイベントは夏休みですが、季刊誌FC Reportの編集委員会とADCAL勉強会を開催。編集委員会は、今年度から理科大の田中先生に変わり、女性の視点から硬いセラミックスを軟らかくします。
 9月の行事は次のようになりますが、9月5日~7日、名工大で第31回学会秋季シンポジウムが開催され、ここ数年で最大の発表件数873件となる模様で、アカデミックもセラミックスは大変元気です。
〇9月7日見学会、大同特殊鋼株式会社様(名古屋)
〇9月10~14日 ISO/TC150(外科用インプラント)総会、米国・サンディエゴ
〇9月20日イブニングセミナー 香川大・楠瀬先生(微量添加による構造用セラミックスの電気抵抗制御)
〇9月28日~10月19日東工大 JFCAセラミックス講座(8回連続)
〇10月29~30日ISO/TC206(ファインセラミックス)総会、マレイシア

(12月の高機能セラミックス展)
 12月5~8日、新材料の提案、既存材料の用途開拓、共同研究の提携等を目的に、高機能セラミックス展を幕張メッセで開催。展示会と同時に、前回と同様にフルラス記念先端セラミックスシンポジウムを開催。詳しくは、websiteをご覧下さい。
http://www.ceramics-japan.jp/

まだ続く今シーズンの記録的な猛暑ですが、皆様、日々の健康管理に心がけて下さい。





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