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 第4回 高機能セラミックス展 開催報告 12月4日(水)~6日(金)

高セラ展


 第4回高機能セラミックス展が12/4(水)~6(金)に幕張メッセで開催されました。JFCAは主催者であるリードエグジビションジャパンの共催者として第1回から協力をしています。本展示会は高機能素材Week内での開催で、高機能プラスチック展、高機能金属展、高機能フィルム展、高機能塗料展、接着・接合EXPO、また液晶・有機EL・センサ技術展も同時に開催されました。


 高機能セラミックス展には、住友化学、デンカ、東ソー、ニッカトー、日本ファインセラミックス、日本タングステン、MARUWA、浅田鉄工、共立エレックス、写真化学/エスケーファイン、トリオセラミックス、パイロットコーポレーションなど原料・製品・加工・生産設備・評価機器関連の企業とJFCAと協力関係にある欧州セラミックスセンター、産業技術総合研究所、ファインセラミックスセンター(JFCC)、セラミックス協会(CerSJ)が出展しました。
 展示会場内では、高機能セラミックス展特別講演として、デンカ(株)の清水紀弘氏による「デンカの高機能素材への取組みと今後の事業戦略」、日本特殊陶業(株)の尾堂真一、小島多喜男両氏による「日本特殊陶業の高機能セラミックスへの取組みと今後の挑戦」、欧州セラミックスセンターのFlorine Boulle専務理事による「フランスにおけるファインセラミックス発展の最新動向」が行われました。
またセラミックス複合材料(CMC)シンポジウムとして、科学技術振興機構の柘植弘志氏、東京工科大学の七丈直弘氏、宇宙航空研究開発機構の佐藤栄一氏、東京大学の吉川健氏からの講演、およびパネルディスカッションが行われました。


 JFCAのブースでは、ファインセラミックス製品が現在既に社会の多くの分野で実用化されていることをアピールするために、エレクトロニクス・環境・医療・光学の各分野別のファインセラミックス応用製品例を展示しました。またJFCAの活動紹介として、テクノフェスタ、見学会、セミナー開催等の活動や産業動向調査や調査研究活動、2050年までを予測したFC Roadmap2050、JFCAの技術振興賞や地域賞受賞等の表彰活動を展示パネルにて紹介しました。また今回もJFCAブースと共同でCMC関連のブースを設けました。東京工科大学CMCセンター、内閣府SIP(科学技術振興機構)とCMCコンソーシアムが共同で出展したものです。出展ブースには、多くの訪問者があり盛況でした。CMCコンソーシアムの共同展示ブースを設けたことで、お互いの来場者にとって効率よく見学や議論ができ有益であったように思いました。


 最後に、高機能セラミックス展の交流会を会期初日の終了後に開催し、国内外の出展者や参加者等100名以上の参加頂き、有益な情報交換の場となりました。







一般社団法人日本ファインセラミックス協会:ページの先頭へ戻る