HOME  >  第1回シミュレーション12/15 産総研 松本純一氏a

第1回シミュレーションスクール(WEBで実施)
産業技術総合研究所 
機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター
連続体シミュレーションチーム 研究チーム長 松本純一氏

「マテリアルズインフォマティックスを支えるシミュレーション
有限要素法(流体:自由表面流れ、大規模計算)」



12月15日に日本ファインセラミックス協会シミュレーションスクール(WEB)が開校し、第1回目は100人を超える方々が聴講されました。


松本氏は、産業技術研究所 計算科学研究部門に入所され、先進製造プロセス研究部門 集積マイクロシステム研究センター、ナノテクノロジー・材料・製造分野研究企画室等を経て、現在に至っておられます。また、第3版 有限要素法による流れのシミュレーション(丸善出版)、いまさら聞けない計算力学の常識(丸善出版)、数値流体力学ハンドブック(丸善出版)の図書を分担執筆されています。


 シミュレーションスクールでは、自由表面流れ解析のアプローチ、界面捕捉法による自由表面流れ、自由表面流れにおける数値解析例、大規模計算、浅水長波流れについて、ご講義頂きました。

界面捕捉法による自由表面流れでは、VOF法、Phase-field法を、大規模計算では並列計算機の構成や並列化効率向上の具体的対策方法をご説明頂きました。特に液滴が水面に落下する計算をし、見事なミルククラウンを動画で示されたのは圧巻でした。


 本スクールは基礎編、応用編を織り交ぜ、1回/月のペースで1年間開催いたします。セラミックス業界へのシミュレーション浸透の一助となるよう取り組んでまいりたいと思います。







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