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 第8回シミュレーションスクール(WEBで実施)
筑波大学システム情報系 助教 
三目直登 先生
「複雑複合現象の並列数値解析とコンポーネント化戦略」

7月20日に第8回日本ファインセラミックス協会シミュレーションスクール(WEB)が開催され70名を超える方が聴講されました。

三目先生は、2017年に東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻博士後期課程を修了後、2019年まで同学助教を経て現職に従事されています。博士課程在学中には、米国Notre Dame大学で研究員としても従事されました。

本ご講演では、マルチフィジックス問題などの複雑複合現象の数値解析を題材とし、異なる数値解析手法を組み合わせて問題を解決する方法や、解析の高速化のために深層学習を用いる方法などをご紹介頂きました。また、それらを用いた津波の減災に関する研究例もご紹介いただきました。

 その後、有限要素法、粒子法の手法の詳細をご説明いただきました。それは、おそらく三目先生の「難解な問題を解くためには、手法の詳細をよく理解し、その中で用いる手法を合理的に選択することが必要」という意図によるのではないかと強く感じました。

本スクールは1回/月のペースで1年間開催予定です。第9回はAIによる樹脂開発の試行回数削減に関する内容です。皆様のご参加をお待ちしております。

以上






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